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Ultima Onlineの飛鳥を舞台に、Rootsが鍛冶屋戦士として
成り上がっていく過程を描く(予定の)日記です。
(Since  2000/6/30)

2000年7月中旬

 1つ前へ  1つ先へ  最新のUO日記




7月11日(火) 火遊び

焚き付けって、ホントのキャンプファイヤーみたいに重ねることができたんだね。
知らなかった。

重ねられることを知ったので、ちょっと調子に乗って自分の背丈よりも高く積み上げてみました。

キャンプファイヤー

ところが、いくら火を付けてもキャンプのスキルが上がらない。不思議に思ってスキル表を確認すると、キャンプのスキルにロックがかかってた。うげぇ。上がらないワケだ。

昨日ロックしたまま忘れてた。



最近キャンプばっかりしてる気がするなあ。
決して、火遊び好きというワケではないんですけど。




7月12日(水) 運命の出会い

現実世界では夜中2時半、いつものようにログオン。
すると、素敵なモノが目に飛び込んできた。
それは、Pack Horse(荷馬)。別に自分用に飼い慣らそうというのではないし、そんなスキルもない。
目的は、覗き見(Snooping)。このスキルを使うと、DEXが上がるんだよねー。
バーストタイムということもあって、面白いように上がる上がる。
DEXがあっという間に40を突破。もちろん覗き見のスキルも上昇。それは上がらなくてもいいんだけども。
代わりに下げていたフェンシングがゼロになったので、今度は覗き見を下降設定にし、Kryssを持って狩りへ。
おおー。上がるぞー。フェンシングのスキルも、DEXも。
でも、それ以上に感動したのは、攻撃スピードの速さ。今までは、一旦剣を振り下ろすと次の攻撃までにかなり間があった。だが、この間隔が大幅に短縮。
なるほど、いくら力が強くて、どんないい武器を持っていてもそれだけでは駄目だというのはこういうわけか。
DEXを兼ね備えて、初めて高い戦闘力となるのだ。これは各スキルの数値だけ見ていても分からない部分だなあ。

というわけで、ある程度狩りをしてスカラブレイの街に戻ってくると、港にさっきの荷馬が。せっかくなのでまた覗き見を。
と、私の近くで同じように覗き見をしている人発見。
覗き見繋がりでお知り合いになる。ああ、UO世界で人と会話したの久し振りだ〜。マジで。
木こり&弓使いのその人は、防具の修理のためちょうど鍛冶屋を探しているところだったという。
街の鍛冶屋にいるNPC(= Non Player Character)は、売買のみで修理はしてくれないので、武器や防具の修理のためには鍛冶職人を探さなければならないが、首都ブリテインや鉱山の街ミノック以外には、鍛冶職人が常駐していることは少ないようだ。

チェインの防具を一式揃えたいというので、2人で鍛冶屋へ向かう。
だが実は、この方との出会いが、UO世界での目標「鍛冶屋戦士」としての人生を大きく変えることになるのだった。(つづく)


<今日のメモ>
 STR  96
 DEX  54
 鍛冶  72




7月13日(木) 運命の出会い(続編)

<昨日までのあらすじ>
スカラブレイの街で、ある人とお知り合いになる。
防具が欲しいとの依頼により、2人で鍛冶屋に向かうのだった。


私は今までひたすら孤独な修行にばかり励んでいたので、人相手に商売をした経験がほとんどない。
1度だけ頼まれて修理をしたことがあるくらいだ。
そのときも、預かった防具を壊したらどうしようかと思って緊張したなあ。

さて、私が今回作ったチェインの防具3点セット(頭・胴・足)のうち、HQ品は頭部分だけ。それを伝えたところ、それでもいいと言う。よかった。

「おいくらですか」
値段を聞かれても、商売の経験がないので相場が分からない。
「250で」
「?」
「え、高いですか?」(不安)
「相場と比べて安すぎます。じゃあ、修理代込みで500でどうですか」

500!? そんなにもらっていいんですか。
鉱石なんて、山に行けばタダで手に入るのに。
あ、そうか。やっと気付いた。スキルがない人にとっては、掘りたくても掘れないんだ。
へえぇ。鍛冶屋って儲かるんだなあ。

「あ、400でいいです」
「いいんですか」
「まだ修行中だし、サービス♪」

その後しばらくお話していたのだが、スクロールをくれるという。移動するのに便利だろうって。

「スクロールってなんですか」
「移動に使うでしょ」
「あ、魔法使わないものでよく分かんないです」
「!!!!!!!!!」

驚きすぎ。

「全世界を徒歩で」
「ええー!!」

そんな大変なコトなんですか。

「アドバイスしてもいいですか」
「お願いします」
「これから鍛冶屋を続けていかれるのなら、魔法は絶対必要です」
「う」

その後、魔法の必要性について延々と説得された。

1人で鉱石を持てる量には限界があること、
徒歩で鉱山と街をいちいち往復するのは非常に効率が悪いこと、
大金を出して荷馬を買ったとしても、ログアウトの際には手放さなければならないこと、
荷馬を預けようにも、厩はどこの街にでもある訳ではないこと、
さらに、厩はあまり空きがないこと、
そして、
魔法があれば鉱山から鍛冶屋まで一瞬で移動できること、
鉱石を手に持ったままゲートをくぐれば、通常自分で持てる限界量にかかわらず大量の鉱石を持ったまま移動できること、
などなど。どれももっともなお話で、私には反論の余地がなかった。
また、その提案をはねつける理由もなかった。

今日初めて会ったばかりなのに、ここまで力説されるっていうことは余程重要なことなのだろう。
その人は言った。
「戦士系のスキル、捨てられますか?」
「せっかくここまで上げたのにー」
「大丈夫。戦闘のスキルはすぐ上がる」
そういわれればその通りだ。今が決断の時。

「分かりました!魔法覚えます」

するとその方は、大量のスクロールをプレゼントしてくれた。
問題は、今の私にはどうやってそれを使うのかすら全く分かっていないということだ。
だいたい、スクロールってなんですか。

というわけで、今日から私は「鍛冶屋魔法使い」になります。
ま、魔法は鍛冶を効率的に行っていくためのツールなので、わざわざ「魔法使い」をつけずに、単に「鍛冶屋」でいいんだけども。
せっかく上げた戦士系のスキルが無駄になるのはもったいないけれども、鍛冶屋を極めるためだ。やむを得ない。

今までは、ほとんど1人で修行してきたけど、人との出会いがこんなに大事なものだって、改めて気付かされた。そんなこと、UOだけじゃなくて、現実の世界だっておんなじなのにね。

目指せ、鍛冶のエキスパート!




7月14日(金) 採掘

採掘と鍛冶のスキルがともに75を超えた。
4種類目の鉱石、銅が扱えるようになる。
最近は掘りのスキルの上昇率が悪く、なかなか上がらない。
色付きの鉱石を精製するには、ある程度高い採掘スキルが必要なので、色付きの石をあらかじめたくさん掘っておいて、バーストタイムにまとめて精製すればいいかなあ。

トリンシックの鍛冶屋でいつものように修行中、ベリペコのさちちさんから連絡が。魔法で飛んできてもらって、一緒に石掘りに。

今日も掘ってます
掘ってるトコをアニメGIFにしてみました。

いつもこんな感じで掘ってます。


ある程度掘って、じゃあ街に戻ろうと言うと、さちちさんがゲートを開いてくれる。
一瞬で街へ。おお、感動!
初めて自分の活動がいかに非効率的であるかを実感。
やっぱり魔法の修得は急務だ。まずは街のNPCから習ったほうがいいのかな。
魔法のスキルは上がりが鈍いらしいし。

鍛冶のスキルも、作っては溶かし作っては溶かしという繰り返しではお金にならないので、いい加減ちょっとは商売もしないと。お金稼ぐには、武器より防具作った方が儲けが大きい。
で、お金を貯めつつ秘薬を買って、魔法を覚えるために費やすと。
移動魔法のリコールは第4系統だったっけ。
あれは早いトコ覚えたいなあ。

<今日のメモ>
 ・採掘  75
 ・鍛冶  75
 ・魔道   0




7月15日(土) 魔法

トリンシックの魔法屋で、店員から魔法と瞑想のスキルを習う。
と言っても、無制限に習えるわけではない。店員から習えるのは、スキル30まで。
あとは自分で地道な努力をしなければ。

その後、狩りをしながら北上。
スカラブレイの魔法屋で、空のスペルブックを購入。
一昨日出会った方からもらったスクロール(巻物)をスペルブックに書き込む。
必要そうな秘薬を適当にいくつか購入。
明日から本格的に魔法の訓練に入ることにしよう。
ルーンの魔法で移動が出来るようになるまで、鍛冶の訓練はちょっとお休みしようか。

<今日のメモ>
 ・魔道  30
 ・瞑想  24




7月16日(日) 無駄遣い

魔法を使うには秘薬が必要だ。
スキルを本格的に上げようと思ったら、大量の秘薬が必要になる。

魔法初心者の私は、まずは秘薬を買いに魔法屋へ。
秘薬は種類が限られているが、よく使われるものは品切れのことも多いと聞く。
とりあえず、あるものは全部買い占めた方がいいのかな。
2つの街で、お金の許す限り秘薬を購入。

無駄なモノ買っちまいましたよ
が、よく分からずになんでも買えばいいってワケじゃなかったらしい。
秘薬と思って買ったものが、実はポーション作成用のすり鉢とすりこぎだったらしい。
私にはポーションなんて作れないし、しょうがないので銀行に預けようとしたのだけど、モノがいっぱいでこれ以上預けられないことが判明。
泣く泣く、道端に捨てる羽目に。
重ねてみたら、自分の身長より高くなってるし。





7月17日(月) 衣替え

しばらくはこんな感じで。
衣替えしてみました。
このスクリーンショット後、モヒカンの髪も赤く染めて、全身赤ずくめに。
しばらくはこんな感じで。

昨日買っておいた秘薬を使って、バーストタイムはひたすら魔法の修行。毒の呪文を自分のアイテムに。

魔法についてはまだまだ分からないことがたくさんあるんだよなあ。
つか、ほとんど分かってない。
ま、これからぼちぼちと。

そうそう、称号が”Respectable”になったんですよ。
職業が「戦士」になってるのが気に入らないんですけど。鍛冶屋ですよ、鍛冶屋。


<今日のメモ>
 ・DEX   63
 ・INT   36
 ・魔道   36 (前日比プラス6)
 ・瞑想   36 (前日比プラス12)
 ・呪文抵抗26




7月18日(火) 感謝

UOの世界は、何故にここまでいい人たちであふれているのか。
殺人も可能なフェルッカと呼ばれる裏世界もあるけれども、私が普段生活しているトラメルという世界では人殺しもできない決まりになっている。
対人攻撃ができないのをいいことに、詐欺や死体漁り等の好ましくない行為をする者も中にはいるが、基本的に犯罪者はいない。

そう、今日もスカラブレイの街でめちゃくちゃいい人に出会ってしまったのだ。
鍛冶屋にて、鉱石からインゴット精製の修行中、その人に出会った。
鍛冶GMのDELTAさん。

精製する際の「最小単位」という概念を私は今まで知らなかった。
ええと、鉱石には大きいのと小さいのがあって(中くらいのもあるのかな)、普通に掘れるのは大きい方の鉱石。だから、精製するときも大きいままでやっていたのだけど、実は小さくしてから精製するとインゴット精製量も多くなるのだ!
しかも、最小単位に分割すれば、重量も減るので持ち運べる石の数が増える!
私は今までこのことを知らずに、大きいままで持ち運び&精製を行っていた。
しかも移動は徒歩。うげぇ。
やっぱり人との出会い、情報収集は大切だ。UOは本当に奥が深い。

ところで、移動するのに魔法を使うのは常識らしい。鉱山と街を徒歩で往復していると言ったら、また説教された。
で、魔法の修行に使う巻物をプレゼントしてくれる。いい人だー。わーわー。

そこにさちちさん登場。
移動用の空ルーンを渡して、マークをお願いする。すると、特別にルーンブックを作ってくれると言う。おおー。ありがたや。


DELTAさんに、デシートに連れてってもらいましたよ。魔法でゲート開いてもらって。
通称北極と呼ばれているところで、鉱山を抜けると一面の雪原が広がっているところだ。初デシート。なんかさむー。

ここは良質の鉱石がたくさん掘れる。
DELTAさんは荷馬を連れてきていて、2人でひたすら鉱石掘り。
私のつるはしが壊れて予備がなくなってしまったら、自分のスコップを分けてくれる。いい人だー。

たくさん掘って、スカラブレイ銀行前に戻る。
とと、なんと、今掘ってきた山ほどの鉱石を私にくれると言う。ええー!荷馬も一緒だったし、例によって最小単位に石を分割して軽くしてから運んできたので、いつもの私が普通に掘っていたら一週間くらいかかるほどの量だ。
こんなにたくさん、ホントにもらっていいんですか。
なんていい人なんだー。もう涙なくしては語れません。
感動、そして感謝。




7月19日(水) リコール

聖火ランナーごっこ
道端で、トーチを拾いました。
せっかくなので、聖火ランナーごっこ。つか、アタマ悪すぎ。
GIFにしたら暗くなっちゃったけど、夜じゃないです。


移動魔法リコールの呪文が使えるようになりましたよ。時々失敗しますけど。つか、時々成功するって言うのかな、私の場合。
で、さっそく昨日行ったデシートへ。うーん、やっぱ便利。2ヶ月も魔法を全く使わずに過ごしていたのって、実はめちゃくちゃ大きな損失だったんじゃないだろうか。
あと、人とあまり交流せずにひたすら孤独に修行していたことも。
魔法についても、まだ分からないことやレベルが低いために使えないものも当然あって、人の助けをまだまだ必要とする段階だ。
いざという時に頼れる仲間は多い方がいい。
そして私も、頼られるプレイヤーになりたい。

多くの人の役に立つ武器や防具を早く作れるようになりたいなあ。
もっと修行しよ。

<今日のメモ>
 ・採掘  77
 ・鍛冶  76
 ・包帯  48
 ・瞑想  42
 ・魔道  39




7月20日(木) 死体に遭遇

ある半島の岬近くで、人の死体を見つけました。
死亡後、十数分以内に復活して戻ってこないと、荷物もろともなくなってしまうので、とりあえず持ち物を確保しておいて、その方が戻ってくるのを待つことにしました。

Hopeさん…
Hopeさんという方のようです。

ここは街から遠く離れた、人気のない場所。




待機中
でも、10分くらい待ってみましたが結局戻ってきませんでした。

街に戻るには遠すぎて、間に合わないと分かって諦めたか、もしくはこの場所が分からなくなってしまったか。



知らない方とはいえ、旅先で人の死体に遭遇すると、敬虔な気持ちになる。
私は岬に立ち、海に向かって叫んだ。

青春のバカヤロー

「青春のバカヤロー」

ただ、何故その言葉だったのか、その辺りの理由は定かではない。







<今日のメモ>
スキル上げ頑張りました。
といっても、プレイ時間自体いつもより断然長かったんですけどね。テレホ完走。
 ・剣術  87
 ・採掘  79 (前日比プラス2)
 ・鍛冶  77 (前日比プラス1)
 ・包帯  50 (前日比プラス2)
 ・瞑想  46 (前日比プラス4)
 ・魔道  42 (前日比プラス3)



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