8月1日(火) 動物園見学 今日は鉱石を溶かして採掘スキルを上げようと決め、銀行から石を引き出してきて、トリンシックの鍛冶屋でインゴット精製に励む。 鉱石を小分けして、何度も繰り返し作業しているので、ちょっとはスキルも上がるはずなんだけど、全然上がらない。 すべて作業が終わってから、まさか!と思ってスキル表を見る。 うわぁ、やられた!スキル合計はとっくに700、で、下降設定になってるものがなかった。またやっちまった…。こんなんじゃ、上がるモノも上がりません。 気を取り直して、ムーングロウの動物園を見学に。 動物園といっても、檻の中はモンスターばっか。でも、ここなら襲われることはない。 ちょっとモンスターをバカにしてみたりして。 私「こっこまでおいで〜♪」 あ、ガードがやってきた。 イヤ、別に悪いコトしてないよ。ドキドキ。 ガード「あなたと戦っている暇などないぞ」 って、なんで怒られなきゃなんないの? 私も、あなたと戦うつもりはありません。ガード相手じゃ勝てないし。 <今日のメモ> ・魔道 52 (↑1) 8月3日(木) 北極 秘薬代でお金がなくなってきたので、狩りに北極(デシート)のダンジョンへ。 ウォーターエレメンタル(通称・水エレ)を相手に格闘。 敵は魔法を使う。魔法抵抗のスキルが低いので、ダメージが大きい。 包帯とポーション・治癒の魔法を使っても厳しい状況。 途中、距離をとって回復。うわ、炎が追っかけてくるよ。 HPが1まで下がる。1て。 死ぬー、と思ったけどギリギリ持ちこたえる。 2体倒したら、持ってきた20個の包帯がストック切れ。命からがらダンジョンを出る。 外の様子を見に、雪原へ。オイ、住宅街になってるよ。雪原が。 家建築解禁はいいけど、何の風情もないなあ。 前は何も建っていないのがよかったのに。 もうまっすぐ走れないよ。 と、山の近くでオープンになっている家を発見。 外は雪、しばし戦闘で疲れた身体を休める。暖炉のおかげで、冷えた身体も暖まってくる。 ありがたい。 そうそう、家を建てたんなら自分だけのモノにしないで、必ずオープンにすべしとの規則を作るべきだよ。 外には炉と金床も置いてある。 これからはここの鍛冶場をお借りして修行させてもらおう。 家主さんに会ったら、何かお礼をしなきゃいけないなあ。 <今日のメモ> ・包帯 53 (↑2) 8月4日(金) 素通り 白壁派のヒナタカオルさんが、ムーングロウで私の姿を見かけたという。 わわ、気付かずに失礼しました。 前にも、Koo1さんがブリテン近くで私を見かけたと言っていたし、自分だけ気付いていないってコト結構多いなあ。 移動のときは大抵走っているので、なかなか追っかけても来られないのだろう。つか、わざわざ追っかけて話す価値もナイ?もしかして。 そう言えば私も、スカラブレイで”Hamasaki Ayumi”さんを見かけたことがあるなあ。 サインでももらっとけばよかったか。 UOはある意味、壮大なチャット空間とも言えるわけで、人との出会いは大切なのだ。 と言いつつ、もう何日も誰とも会話してないけど。 あ!イヤ、違うんですよ、最近はずっと明け方にばかり繋いでて、人があんまりいないんです。マジでマジで。 ホラ、人混みが嫌いだし、普段から人のいないトコで採掘したり狩りしたりしてるワケで。明け方ならなおさらで。 人混みは嫌いだけど、決して人嫌いなワケじゃ。 <今日のメモ> ・鍛冶 84 (↑2) 8月6日(日) コブトス いつも鉱石を掘っているトリンシック西の鉱山近くで、鍛冶場をオープンにしている家が新築されているのを発見。 思わず叫ぶ。 「家が建ってる!家が!」 家解禁も悪いコトばかりじゃないね。 ここの鍛冶スペースもお借りします。 コブトスのダンジョンへ狩りに行く。 と、ヒナタさんからICQで連絡が。こちらの場所を告げると、装備を調えてから来てくれるいう。 わーい。 到着までにはまだ時間かかるかな。そう思って、1人でちょっと奥へ。 が、これがいけなかった。魔法を使うモンスターに追いかけられ、危険を感じてすかさず逃げたのだけど、出口まであと数歩のところで力尽きて死亡。 ダンジョンの外に出て野良ヒーラーを探し、なんとか復活してダンジョンの入り口まで戻ってきたところで、ちょうど到着したヒナタさんとご対面。 ああ、初対面が死に装束であるグレーのローブ姿とは。恥ずかしや。 が、死体は十数分で自分のアイテムを回収できなくなる。 挨拶もそこそこに、夜目がきく黒ポーションを頂き、急いでダンジョンの中へ。間に合った。 自分の荷物を全部回収してから一旦外に出る。 ここでようやく落ち着いてご挨拶。 ポーションのお礼に焼いたお肉をあげたら、お返しにとバナナを頂きました。 なんていい人なんだー。 その後、入り口近くのハーピー部屋で、次から次へ湧いてくるハーピーを2人でばっさばっさと倒す。 2人だとやっぱり心強いなあ。 私が攻撃系で、ヒナタさんが回復系。 回復してくれる人がいてくれると、安心して攻撃に専念できる。 し・か・も! ヒナタさん、モンスターを倒して手に入れたお金をいらないという。 私が鍛冶GMになった暁には、きっと何倍もの恩返しをさせて頂きますよ。 気長にお待ち下さいな。 <今日のメモ> ・採掘 92 (↑1) 職業が「Master Miner」になりました。 ・剣術 88 (↑1) ・包帯 54 (↑1) ・魔法抵抗 29 8月8日(火) 決定的瞬間 ここ数日、デシート(北極)のダンジョンでウォーターエレメンタル(通称・水エレ)を狩りに行っている。 お金をそこそこ持っていて、魔法抵抗が上がり、包帯スキルも上がるという一石三鳥の相手だ。 私は魔法の抵抗力が極端に低いので、魔法を駆使する水エレとの戦いは非常にキビシイのだが、私のモットーとして、「スキルは実践で上げよう」というのがあるので、もっぱらモンスターとの戦いで鍛えている。 おかげで、この2日で魔法抵抗のスキルは8上昇。でもまだ37。 とは言え、水エレ相手にはまだ1度も死んでない。危険な戦いばっかだけど。 今回、私はついに水エレを倒す決定的瞬間を激写することに成功した。 貴重な衝撃映像は、コレだ!バーン。 ずっと見てると、水エレが湧いてくるところみたいな気がしてくるが、それは気のせい。 つか、繰り返すなって。 <今日のメモ> ・採掘 93 (↑1) ・包帯 57 (↑3) ・魔法抵抗 37 (↑8) 8月10日(木) 絶体絶命 今度ばかりはもう駄目だと思った。 続けざまに3回死んでるところでもう駄目なんだけど。 ここでいうところの「駄目」は、荷物回収のこと。 最近通っているデシートのダンジョン。水エレを狩るために来ているのだけど、今日は様子が違った。ダンジョンに一歩入ったところで、ドレイク(ドラゴンみたいなモンスター)にいきなり遭遇。 一旦外に出て、近くのオークキャンプで狩りをしていた人に事情を話すと、「じゃあ一緒に行きましょう」ということになる。 私は、ドレイク自体見たのも初めてで、最近ちょっとばかり強くなった気がしていたため、調子に乗っていた。奢っていたのかも知れない。 戦闘開始から数秒後、回復の呪文と包帯の連続使用も虚しく、あっという間に死亡。復活できる地点まで、走る走る。 急がないと死体が消えて荷物の回収ができなくなる。 復活して戻ってみると、一緒に来た人はまだ戦っていた。この間にアイテム回収をと思ったが、ドレイクの強さの前に2人揃ってあえなく死亡。 また復活して戻ってきてはみたが、ヤツ(=ドレイク)は同じ地点にとどまったままだ。 これではどうしようもない。 外に出てみたが、悪いことは重なるもので、途方に暮れているまさにその場所でいきなりのオークキャンプ発生。 普段の装備ならなんてことないが、丸腰では戦えない。しかも、復活直後は体力も通常の10分の1程度しかないのだ。 3回目の死亡。 時間は刻一刻と過ぎていく。 もう回収できない、諦めかけたその時。 青い装備とマントに身をまとった1人の戦士が颯爽と現れた。そう、まさに救世主。 魔法を使わず、剣でドレイクに立ち向かうその姿を、私たちはただ呆然と見守るほかなかった。さらにドレイクを倒した後、蘇生まで。 ただただ、感謝。 アイテムも無事回収。 強くなろうと誓った。 せめて自分の面倒くらいは自分でみられるように。 大切なものを守れるように。 それが戦士としての、誇り。 ちがーう!私は鍛冶屋だった。 <今日のメモ> ・包帯 58 (↑1) ・魔道 55 (↑3) |