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Ultima Onlineの飛鳥を舞台に、Rootsが鍛冶屋戦士として
成り上がっていく過程を描く(予定の)日記です。
(Since  2000/6/30)

2000年8月上旬

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8月1日(火) 動物園見学

今日は鉱石を溶かして採掘スキルを上げようと決め、銀行から石を引き出してきて、トリンシックの鍛冶屋でインゴット精製に励む。
鉱石を小分けして、何度も繰り返し作業しているので、ちょっとはスキルも上がるはずなんだけど、全然上がらない。
すべて作業が終わってから、まさか!と思ってスキル表を見る。
うわぁ、やられた!スキル合計はとっくに700、で、下降設定になってるものがなかった。またやっちまった…。こんなんじゃ、上がるモノも上がりません。



気を取り直して、ムーングロウの動物園を見学に。

動物園にて
動物園といっても、檻の中はモンスターばっか。でも、ここなら襲われることはない。

ちょっとモンスターをバカにしてみたりして。

私「こっこまでおいで〜♪」

あ、ガードがやってきた。

イヤ、別に悪いコトしてないよ。ドキドキ。

ガード「あなたと戦っている暇などないぞ」

って、なんで怒られなきゃなんないの?
私も、あなたと戦うつもりはありません。ガード相手じゃ勝てないし。


<今日のメモ>
 ・魔道  52 (↑1)





8月3日(木) 北極

秘薬代でお金がなくなってきたので、狩りに北極(デシート)のダンジョンへ。
ウォーターエレメンタル(通称・水エレ)を相手に格闘。
敵は魔法を使う。魔法抵抗のスキルが低いので、ダメージが大きい。
包帯とポーション・治癒の魔法を使っても厳しい状況。
途中、距離をとって回復。うわ、炎が追っかけてくるよ。
HPが1まで下がる。1て。
死ぬー、と思ったけどギリギリ持ちこたえる。
2体倒したら、持ってきた20個の包帯がストック切れ。命からがらダンジョンを出る。

外の様子を見に、雪原へ。オイ、住宅街になってるよ。雪原が。
家建築解禁はいいけど、何の風情もないなあ。
前は何も建っていないのがよかったのに。

もうまっすぐ走れないよ。

ちょっと休息。
と、山の近くでオープンになっている家を発見。

外は雪、しばし戦闘で疲れた身体を休める。暖炉のおかげで、冷えた身体も暖まってくる。
ありがたい。

そうそう、家を建てたんなら自分だけのモノにしないで、必ずオープンにすべしとの規則を作るべきだよ。


外には炉と金床も置いてある。

これからはここの鍛冶場をお借りして修行させてもらおう。
家主さんに会ったら、何かお礼をしなきゃいけないなあ。


<今日のメモ>
 ・包帯  53 (↑2)




8月4日(金) 素通り

白壁派のヒナタカオルさんが、ムーングロウで私の姿を見かけたという。
わわ、気付かずに失礼しました。
前にも、Koo1さんがブリテン近くで私を見かけたと言っていたし、自分だけ気付いていないってコト結構多いなあ。
移動のときは大抵走っているので、なかなか追っかけても来られないのだろう。つか、わざわざ追っかけて話す価値もナイ?もしかして。
そう言えば私も、スカラブレイで”Hamasaki Ayumi”さんを見かけたことがあるなあ。
サインでももらっとけばよかったか。

UOはある意味、壮大なチャット空間とも言えるわけで、人との出会いは大切なのだ。
と言いつつ、もう何日も誰とも会話してないけど。
あ!イヤ、違うんですよ、最近はずっと明け方にばかり繋いでて、人があんまりいないんです。マジでマジで。
ホラ、人混みが嫌いだし、普段から人のいないトコで採掘したり狩りしたりしてるワケで。明け方ならなおさらで。

人混みは嫌いだけど、決して人嫌いなワケじゃ。


<今日のメモ>
 ・鍛冶  84 (↑2)




8月6日(日) コブトス

家発見!
いつも鉱石を掘っているトリンシック西の鉱山近くで、鍛冶場をオープンにしている家が新築されているのを発見。
思わず叫ぶ。

「家が建ってる!家が!」

家解禁も悪いコトばかりじゃないね。

ここの鍛冶スペースもお借りします。





コブトスのダンジョンへ狩りに行く。
と、ヒナタさんからICQで連絡が。こちらの場所を告げると、装備を調えてから来てくれるいう。
わーい。
到着までにはまだ時間かかるかな。そう思って、1人でちょっと奥へ。
が、これがいけなかった。魔法を使うモンスターに追いかけられ、危険を感じてすかさず逃げたのだけど、出口まであと数歩のところで力尽きて死亡。
ダンジョンの外に出て野良ヒーラーを探し、なんとか復活してダンジョンの入り口まで戻ってきたところで、ちょうど到着したヒナタさんとご対面。
ああ、初対面が死に装束であるグレーのローブ姿とは。恥ずかしや。

が、死体は十数分で自分のアイテムを回収できなくなる。
挨拶もそこそこに、夜目がきく黒ポーションを頂き、急いでダンジョンの中へ。間に合った。
自分の荷物を全部回収してから一旦外に出る。
ここでようやく落ち着いてご挨拶。

ポーションのお礼に焼いたお肉をあげたら、お返しにとバナナを頂きました。
なんていい人なんだー。

ハーピー大量虐殺の図。殺せ殺せ〜。
その後、入り口近くのハーピー部屋で、次から次へ湧いてくるハーピーを2人でばっさばっさと倒す。

2人だとやっぱり心強いなあ。

私が攻撃系で、ヒナタさんが回復系。

回復してくれる人がいてくれると、安心して攻撃に専念できる。


し・か・も!


ヒナタさん、モンスターを倒して手に入れたお金をいらないという。
私が鍛冶GMになった暁には、きっと何倍もの恩返しをさせて頂きますよ。
気長にお待ち下さいな。



<今日のメモ>
 ・採掘    92 (↑1)
   職業が「Master Miner」になりました。
 ・剣術    88 (↑1)
 ・包帯    54 (↑1)
 ・魔法抵抗 29




8月8日(火) 決定的瞬間

ここ数日、デシート(北極)のダンジョンでウォーターエレメンタル(通称・水エレ)を狩りに行っている。
お金をそこそこ持っていて、魔法抵抗が上がり、包帯スキルも上がるという一石三鳥の相手だ。
私は魔法の抵抗力が極端に低いので、魔法を駆使する水エレとの戦いは非常にキビシイのだが、私のモットーとして、「スキルは実践で上げよう」というのがあるので、もっぱらモンスターとの戦いで鍛えている。
おかげで、この2日で魔法抵抗のスキルは8上昇。でもまだ37。
とは言え、水エレ相手にはまだ1度も死んでない。危険な戦いばっかだけど。

今回、私はついに水エレを倒す決定的瞬間を激写することに成功した。
貴重な衝撃映像は、コレだ!バーン。

見よ!これがRootsの勇姿だ!

ずっと見てると、水エレが湧いてくるところみたいな気がしてくるが、それは気のせい。
つか、繰り返すなって。


<今日のメモ>
 ・採掘    93 (↑1)
 ・包帯    57 (↑3)
 ・魔法抵抗 37 (↑8)





8月10日(木) 絶体絶命

今度ばかりはもう駄目だと思った。
続けざまに3回死んでるところでもう駄目なんだけど。
ここでいうところの「駄目」は、荷物回収のこと。

最近通っているデシートのダンジョン。水エレを狩るために来ているのだけど、今日は様子が違った。ダンジョンに一歩入ったところで、ドレイク(ドラゴンみたいなモンスター)にいきなり遭遇。
一旦外に出て、近くのオークキャンプで狩りをしていた人に事情を話すと、「じゃあ一緒に行きましょう」ということになる。
私は、ドレイク自体見たのも初めてで、最近ちょっとばかり強くなった気がしていたため、調子に乗っていた。奢っていたのかも知れない。

戦闘開始から数秒後、回復の呪文と包帯の連続使用も虚しく、あっという間に死亡。復活できる地点まで、走る走る。
急がないと死体が消えて荷物の回収ができなくなる。

復活して戻ってみると、一緒に来た人はまだ戦っていた。この間にアイテム回収をと思ったが、ドレイクの強さの前に2人揃ってあえなく死亡。
また復活して戻ってきてはみたが、ヤツ(=ドレイク)は同じ地点にとどまったままだ。

これではどうしようもない。
外に出てみたが、悪いことは重なるもので、途方に暮れているまさにその場所でいきなりのオークキャンプ発生。
普段の装備ならなんてことないが、丸腰では戦えない。しかも、復活直後は体力も通常の10分の1程度しかないのだ。
3回目の死亡。

時間は刻一刻と過ぎていく。
もう回収できない、諦めかけたその時。
青い装備とマントに身をまとった1人の戦士が颯爽と現れた。そう、まさに救世主。

魔法を使わず、剣でドレイクに立ち向かうその姿を、私たちはただ呆然と見守るほかなかった。さらにドレイクを倒した後、蘇生まで。

ただただ、感謝。
アイテムも無事回収。

強くなろうと誓った。
せめて自分の面倒くらいは自分でみられるように。
大切なものを守れるように。

それが戦士としての、誇り。

ちがーう!私は鍛冶屋だった。


<今日のメモ>
 ・包帯  58 (↑1)
 ・魔道  55 (↑3)




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