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 UOアシスト導入 (2001/9/4)

もう我慢できない!
何がって、デュエルピットでの攻防。

私はこれまで、OSI公認マクロツール「UO Assist」(以下、UOA)なしでピットにて戦ってきた。しかしながら、ポーションを飲むたびに、あるいは包帯を巻くたびにいちいち立ち止まるのでは戦いにならない。やられっぱなしで悔しいのである。そりゃもう、ハンカチを噛みながら「グヤジィィ〜」てくらい。

また死んだ…メイジ系の方にあっさり撃沈される様は、純戦士として情けない。もちろん、これはメイジの方を非難している訳でも侮辱している訳でもなんでもなくて、単純に悔しいということ。
先制攻撃がうまく決まったときには、戦闘開始からわずか10秒ほどで勝利することもあるのだけれど、戦闘が長引くほどこちらは防戦一方になっていく。最後はキレイにコンボを入れられて死亡という敗北のシナリオ。

回復ポーションや解毒ポーションを飲むたびに立ち止まり、それぞれのアイテムをダブルクリック、包帯を巻くのは包帯ダブルクリック後自分をクリックという操作は、生死をかけた戦いをしている最中としてはあまりに面倒だし、煩わしさがそのまま死に直結する。
UOAという便利ツールがあるのに使わないこと自体、大きなハンデだ。相手は皆その便利ツールを使って戦っているのだから。自分はまだまだ対人初心者。ここでひとつ大きな壁を乗り越えて成長したい。メイジ全盛のこの時代に、戦士として一旗揚げたい。

ドクは毒戦士なので、うまく毒塗りマクロを組めばキー1つで戦闘中に刀に毒を塗り、D毒で敵に切りかかることも可能になる(と思う)。今までも戦闘中に毒を塗ることはあったけれど、かなりの手間がかかるため、毒塗り作業自体が死に直結することすらある。今後はUOAの機能を活かした戦闘をしていきたい。(つーかこういうマクロも組めるのか?)

そこまで騒ぐなら、もっと早く入れればよかったのにって感じですな。
今までUOAを導入しなかったのは、対人戦をそれほどやっていなかったからというのが一番の理由。

でも、ピットで自分より遙かに強い人と戦ってみて、対人の面白さが分かってきたということと、自分ももっと強くなりたいと思うようになったこと。これが大きなUOA導入の動機付けになった。負けたときの悔しさ。しかもその敗因が「ポーション飲むたびごとに立ち止まってたから」なんて、阿呆らしくてやってらんない。このままじゃ終われないし、まだ本当には戦っていない気もしていた。

華麗に勝ちたい導入していなかったもう1つの理由は、いつUOに飽きて(もしくは他の原因で)やめるか分からないのに投資はできないと考えていたこと。
私は、自分が本当の意味でウルティマにのめり込んでいた時期は、実際のところ、もう過ぎてしまったかも知れないと思っている。苦しみながらスキル上げをしたり、まだスキルが完成していないながらも皆とパーティーを組んで狩りに行き、力を合わせてモンスターを倒したりしている頃が一番充実していたように思う。
ある意味、もう既に飽きている部分が全くないかといえば嘘になるのだけれど、たとえば現実世界でも人生に飽きたからといってその時点で死ぬ訳にはいかないのと同じように、今や私にとってもう1つの生活空間であるウルティマオンラインの世界では、ここにも大切な人生があり、また生活があって、そう簡単に引退するわけにもいかないのです(といいつつすぐやめたりするかも知れないけども)。
まあ、やめるやめないといった不安定さも抱えつつ、これからもまだ当分は続けていくんだろうなあと。UOAも買っちゃったし。

さて、これを機に、デュエルピットにおける過去の対戦成績12勝11敗は一旦クリアすることにしました。UOA導入後、どれだけ強くなったのか確認する意味合いも込めて。これからが本当の戦い。UOAを入れちゃったから、もう敗戦を自分以外の他の要因に求めることはできない。負けは自分の弱さ。戦略のなさ。システム上、戦士がますます隅に追いやられつつある今、自分が戦士としてどれだけやれるのかは未知数だけれど、とにかくやれるところまで。自分が納得できるまではやってみよう。
勝ちに、行く。



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