楽しい毒塗りマスターへの道

Since  2001/6/11

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【はじめに】
毒塗りGMになるためのノウハウを公開します。
もしかしたらこのページで書かれている情報は、あらゆる毒塗り情報の中で最も面倒で時間のかかる方法かも知れません。また、この情報は私の経験を元に書かれていますが、内容の正確性については保証できません。それでもよろしければお読み下さい。



【総論編】
毒には以下の5種類があります。

Lv1 Lv2 Lv3 Lv4 Lv5
Lesser Poison Poison Greater Poison Deadly Poison Lethal Poison

ちなみに、Lv5のリーサル毒はモンスターから喰らうだけで、通常はプレイヤーが塗ることはできません。スキルの段階によって、塗るべき毒は変わってきます。
スキル55までは、街のポーション屋で売っているノーマル毒でいいでしょう。
55〜95は Greater Poison(G毒)、95以降は Deadly Poison(D毒)で上げるとよいです。
ただし、D毒は非常に高価です。G毒樽が1樽 5,000gp 前後で入手できるのに対し、D毒樽は1樽 25,000gp 〜 30,000gp で取り引きされています。G毒のみでもGMまでいけるようですので、どちらを使うかは予算と相談して決めて下さい。ただし、D毒の方が当然上がりは早いです。
自分のキャラにGMアルケミストがいるなら自分で作る手もありますが、毒草の確保が大変ですし、どちらの道を選んでもそう差はないと思います。
スキル55〜95まで、すべてG毒樽を他のプレイヤーから購入、95からGMまではすべてD毒樽を購入した私の場合、毒塗りGMまでざっと約450k(450,000gp)かかりました。試行錯誤しながらやっていたので効率の悪い部分もありましたが、うまくすればあと100kくらいは節約できたと思います。

よく、スキル上げに寝マクロを使用する人がいますが、少なくとも毒塗りに限っては寝マクロを避けるべきです。寝マクロ自体がゲームのルールとして禁止されているということだけではありません。寝マクロは通常、効率的なスキル上げや採掘等のために使われているようですが、毒塗りでの寝マクロ使用はかえって効率が悪く、お金を浪費することになるからです。

毒塗りのスキル待ち時間は10秒です。つまり一旦スキルを使用すると、その後10秒間はスキルを使えずかなりイライラしますが、ココは我慢です。気長にやりましょう。



【各論編】
さて、ここからが各論です。
毒塗りのために組むべきマクロは次の1つだけです。

Use Skill:Poisoning
Wait for Target

こんだけ。
ちなみに、毒樽からポーションを注ぐのに以下のマクロを組んでおくとラクです。ちなみに、このマクロは日常的によく使われますので、組んでいない人はこの機会に組んでおくとよいです。

Last Object
Wait for Target
Last Target


<用意するもの>
  • ダガー 100本
  • バックパック 3個
  • 空き瓶20本
  • 必要な数の毒樽(1バーストで2〜3樽)
  • 解毒魔法またはオレンジポーションまたは包帯

1つのバックパックに50個を並べたものを2セット用意します。1列に10本、それを5列作るとちょうどいいでしょう。
空のバックパックに空き瓶を入れて、樽からポーションを注ぎます。(樽をダブルクリック、ターゲットカーソルを空き瓶に合わせる)
ちなみに、食料では毒塗りの難易度が下がるため、GMまで行くことは困難です。


アイテムは、それが作成された時点で固有の番号(目には見えません)が振られ、スキルが「上がるアイテム」と「上がらないアイテム」というのが決まっているようです。したがって、上がらないアイテムには何百回塗ってもスキルは上がらないワケで、これを見極めていく作業がスキル上げ効率化の決め手となります。
また、スキルが上がるにしたがって「上がるアイテム」は絞られてきます。つまり、スキル50の時に上がったアイテムが、スキル90の時でも上がるかというと、必ずしもそうではないということです。

さて、いよいよ毒塗り開始です。
先ほど組んだマクロボタンを押すと、どの毒を使用するかと聞いてきますので、ターゲットカーソルを毒ポーションに合わせてクリック。すると今度は、「何に毒を使用しますか?」と聞いてくるので、ダガーにターゲットカーソルを合わせてクリック。成功すればアイテムに毒が塗られます。


毒塗りに失敗したトコ
スキルが低いうちは、たびたび毒塗りに失敗して自分が毒を受けることになるので、必ず解毒できるものを用意しておいて下さい。

包帯スキルを上げている方は、毒塗りと一緒に包帯を巻いてもいいかも知れません。




さて、毒を塗っていくにあたって必ずあなたがすべきこと。それは、「上がるアイテム」を選り分けていく作業です。寝マクロをせずにわざわざ手作業にしたのはココに意味があるのです。この作業は、スキルが95を超えたときに意味を持ってきます。

上がったダガーは区別しておこう

私は、こんな感じに、ダガーの順番を並べ替え、一度でも上がったものと一度も上がっていないものの間にリンゴを置いて区切りとしていました。区切りは、別にリンゴじゃなくても、1gpなどでもよいでしょう。並び替えが面倒なら、もう1つバックパックを用意して、上がるアイテムだけを入れておくのもよいでしょう。(むしろそっちの方がよいかも)

1つ塗る。上がったら順番を並び替える(もしくは別の「上がるアイテムバック」を用意してそれに入れる)。次を塗る。という作業の繰り返し。
今、手元には100個のダガーがありますね。塗った際に、スキルが上がろうと上がるまいと、また最初のダガーから塗り直しというふうにはせずに、次のダガーを塗ってください。100回の毒塗り作業をすると、すべてのダガーに一回ずつ毒が塗られるというように。「上がるダガー」は100番目のところにあるかも知れません。

毒は何度でも重ね塗りできます。一度塗ったからといってわざわざ拭き取る必要はありません。

スキル80か85くらいまでくると、手持ちのダガーの7割以上は、少なくとも一度は上がったダガーになるでしょう。この段階で、今まで一度も上がらなかったダガーは捨てて、新しいものに入れ替えましょう。そしてまた同様の作業を繰り返します。

スキル90以降は、さらに選別をします。
「スキル90を超えて上がったダガー」を別のバックパックに入れるなり、順番を並び替えるなどして、とにかく自分に分かるようにしておきます。私の場合、スキル90〜95の間にスキル上昇がみられたダガーが34本ありました。

スキル95。ラストスパートです。いよいよD毒を使うときがきました。
これまでのダガー選別作業はすべてこの日のためです。高価なD毒を一滴も無駄にしない。D毒利用の効率を上げるために、長く面倒な手作業が行われてきたのです。
そう、ココから先は「スキル90を超えて上がったダガー」だけを使用します。
コレを使って、スキル98くらいのときに1バーストで0.9も上がった日がありました。



【保管場所について】
毒上げで一番頭を悩ますのは、アイテムの保管場所でしょう。
私は自宅のすぐ前が海なので、船の倉庫を利用しました。ご参考まで。



【最後に】
ここで述べた作業を厭わなければ、毒塗りはそう大変なスキルではありません。スキル90を超えても、1バーストで0.5くらいは上がってましたし。95を超えてからのD毒樽の確保が大変といえば大変でしたが、それはスキル上げの大変さとは直接関係ないですし。
今回ご紹介した方法で、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。




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